自著解説

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solos24062155508『ソロスは警告する 2009』
前著で述べた見通しの誤っていた点を素直に認めている

『ソロスは警告する』の姉妹版。ソロスは良心的なのか人を食っているのか、前著で述べた見通しの誤っていた点を素直にそれと認めている。この本では、大胆で大規模な財政・金融出動のおかげで大不況の再現は回避されたとしている。

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solos06214915『ソロスは警告する』
私の初のベストセラー。最後の、でないことを祈るばかり。

実は、リーマン・ショックが起きた時、私はアメリカにいた。その時には、すでに本書は刊行されていたのだったか。本の売れ行きがどうという以上に、歴史的な瞬間に立ち会っている(まあ、アメリカ東海岸をうろうろしていた、というだけだったんですけどね)という実感があって、ドキドキしたものである。

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apple06282094『ジョブズはなぜ天才集団を作れたか』
「天才は真似できない」の教訓をぜひ知ってほしい

苦労した一冊。ビジネス系の書籍の場合、文章が流れるよう……で、意味がとりにくい。ビジネスマン向けという意味では、ビル・エモットの 2.0 Vision なんかも、あまりにさらりと書かれているために、かえって訳しにくいのだ(私にとって)。

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annsatu bpbookcoverimage『暗殺の政治史』
CIAが作った「暗殺マニュアル」なる、世にも間抜けな文書も紹介されている

私が色々訳した中でも、たぶん最もマニアックな一冊だと思われる。著者ベルフィールド氏はテレビ・ドキュメンタリーのプロデューサーで、著作としては最初。そのためか、中身も文章も、相当に濃厚で、時間がかかった。

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chuugokubpbookcoverimage『中国 あやうい超大国』
なんと著者は私の小学校の大先輩だった!

中国関連の翻訳書は、これで三冊目。アマゾン本国版で「China politics」を検索していて、発見。著者シャークについては、コロンビア時代に名前を聞いて知っていたので、取り寄せた。

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hitler51x_『ヒトラー・マネー』
著者が自分の手柄を語る文章があちこちで顔を出す

著者マルキンは履歴だけ見ると大ベテラン・ジャーナリストなのだが、とにかく文章が変てこ。よく調べたとは思うが(もっとも、ナチの収容所でユダヤ人の囚人を使って偽札を作っていた話自体は、前から知られているし、本も日本語で出ている)、集めてきた情報をすべて織り合わせる手腕には難ありなのである。

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last06275648『ラスト・ブレス』
インドア系の私としては苦しんだ1冊

著者はアウトドア・スポーツ・ライターで、そんな彼が主としてアウトドア・スポーツにまつわるさまざまな死の形と、それぞれの例における生理学を再現ドラマ仕立てで描き出していく、というもの。

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moneyss500_『マネー中毒』
お金に関する処方箋としてはよくできた1冊

今はなき光文社ペーパーバックスの一冊。数多くの新人に発表の場を与えた同シリーズでは、数少ない翻訳書の一つでもある。これも、原書はバンコクで発見した。ただし、セントラルではなく、Asia Books という英語書籍店のチェーンのいずれかであった。

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yutaksa4532352207『豊かさの誕生』
通常の資本主義礼賛本ではないところがよい

これは「今の日本の読者が必要としている一冊」と思った。マルクス主義が衰退したが、巷の市場原理主義はあまりに浅薄と思っている人が少なくなく、そうした読者にアピールするのではないか、という読みである。

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sennsouronn4532165490『新・世界戦争論 アメリカは、なぜ戦うのか』
アルカイダとは何者か、テロとの戦争とは」への答え

著者フリードマンは、最近では『100年予測』が翻訳されて好調なようだ。だが、本としては、この『新・世界戦争論』のほうが、はるかに上である。アルカイダとは何者か、テロとの戦争とは、どのような戦いなのか。なぜ、アメリカはイラクを攻撃したのか。アフガン攻撃を急いだのはなぜか。

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wildphoto97862『ワイルドグラス』
一読し、感嘆。素晴らしい本。残念だが、絶版

今はなき Far Eastern Economic Review 誌の書評欄で発見。一読して、感嘆。素晴らしい本だった。すっと胸に染みいる、透明感のある、音楽のような文章だった。三本あるルポのいずれも、見事の一言。ピューリツァー賞を受賞した法輪功の章もさることながら、、、

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dollaraa240_『ドル暴落から、世界不況が始まる』
興奮して、数日間、眠れなかった

これは、バンコクのチットロム地区(伊勢丹のあるあたりと、有名なスクムビット地区の中間。イギリス大使館が近いから、高級ゾーンなのは間違いない)にある高級デパート「セントラル」の、英語書籍売り場で発見。

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sennsou7g7l._ss500_『戦争で儲ける人たち』
ネタは一流のネオコン批判だが……

カーライル・グループについては、今はなき(こんなのばっかり)月刊現代で翻訳したネオコン批判で知っていた。さっそく、購入。マイケル・ムーアの『華氏911』にもちらりと登場する著者のダン・ブリオディは、ジャーナリストとして、はっきり言って、二流。

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shannghai_sl500_aa240_『新上海』
絶妙なタイミングで発見!思い出深き初仕事

思い出深き、初訳書。翻訳・文筆の最初の仕事は、今はなき月刊プレイボーイだったのだが、最初の本も同じ出版社から出ることになったわけである。当時は、何せ上海は熱かった。第一次ブームといったところか。そして、絶妙なタイミングで、私はこの本を見つける。

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